工務店は何が得意?
工務店だから出来る事、得意な事があります。
工務店は自ら作業を行いながら設計、提案、お客様のサポート、家の維持管理、そして職人を育てるといった、建築に関するほとんどの事を行っている小さな集団です。
大手企業の販売網や工場、下請け、資材や職人などのグループ関係がぎゅっと詰まったところ、と思ってください。
だからこそ出来る事、得意な事があります!
相談がしやすい
相談しにくいのでは?と思っている方が多いかもしれませんが、お付き合いさせていただければ、気軽に相談できる相手だとすぐわかります。
江戸時代から、仕事に関係のない家の事や生活の事まで、何でも相談を受けてきたのが大工・工務店です。
困ったことなどなんでもお気軽にご相談ください!
特注・カスタマイズが簡単
手作りを基本としているのが工務店のつくり方です。もちろん効率化のためにプレカットや既製品を導入しますが、手作りをいとわないため、特注や一品生産、カスタマイズが簡単に出来ます。
職人たちが身近にいるので、都度相談しながら造り上げていく事が得意です。
つくり方によるメリットやデメリットをしっかり話し合った上で行えば、その家だけのオリジナル、その人だけの想いに答える事が可能です。
やったことが無い事にチャレンジ
基本が一品生産という工務店の家づくり。だから、前例やルールにとらわれず良いものは取り入れて、常に新しいものにチャレンジする事を続けてきました。
「やったことがないから出来ない」ではなく「やったことないからやってみよう!」の気持ちでいっぱいなのです。
住宅の性能はフレキシブル
家づくりで押さえておきたい事の一つとして、性能はいまや必須です。
住宅の性能とはなにか、これについては「すまいの性能」をご参照ください。
性能なら高いに越したこしたことないでしょ?まあそれはもっともなのですが、車でもパソコンでも性能が高いほど値段も高いですよね?
車は衝突安全性、遮音や断熱性、EVの航続距離やパワーを高めるほど車は値段は高く、そして大きく重くなってきます。パソコンもしかりですね。
家は人がずっと暮らす居場所。一時的に利用するものとは違います。
性能だけでなく間取りや居住性、コスト、安全安心といった、家づくりには大切なものがたくさんあります。これらをすべてバランスよく考えて行かなければなりません。
一軒一軒ゼロから計画出来る工務店の家づくりは、数値やルールといった教科書通りではなく、住まい本来のありかたを考えるために、無理なくフレキシブルに、数値だけを追い求めないバランスの良い家づくりが可能です。
維持管理はつくった人が行う
工務店は小さな会社なので、会社全体で全ての家づくりにたずさわっています。
担当者も転勤や移動といったことは無く、職人や専門職が仲間としてずっと仕事を行う関係性をもつので、つくった人たちが点検をや直接維持管理を行う、というのが工務店のアフターサポートの形です。
つくった人であれば、どんな要因でどこに問題が起きたとしても解決策を探すのは容易ですよね。
工務店は建てた家と、生涯その関係を続けているのです。